第2回松本マラソン中止後の対応ついて(返金、タオル、チップ返却など)
9月30日(日)に開催される予定だった松本マラソンは、台風24号の影響で中止となりましたが、本日実行委員会より中止に至った経過と今後の対応について発表がありました。
以下 引用
2018年10月2日 14時45分
第2回松本マラソンお申し込みの皆様へ
第2回大会開催中止のお詫びと今後の対応について
松本マラソン実行委員会
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、9月30日(日)に開催を予定しておりました「第2回松本マラソン」を中止とさせていただき、誠に申し訳ございませんでした。皆様がこの日に向けてトレーニングに励まれ、また、多くの皆様が遠方より松本市までお越しになられたにも関わらず、大会を中止とせざるを得なかったこと、改めて深くお詫び申し上げます。運営準備を進めてまいりました実行委員会としましても無念でなりません。
下記におきまして、中止決定の経緯と今後の対応につきまして説明させていただきます。
記
大会公式ホームページでお知らせいたしました通り、大会前日の29日(土)は、台風24号の進行状況を注視しながら、午前中より本部運営会議にて開催可否につきまして協議を重ねておりました。大会当日はレース後半に降雨の心配はあるものの、暴風域には入らないと判断をし、開催に向け準備を進めてまいりました。
しかしながら、同日夕方に、JR中央東線・中央西線の特急列車、および東海道新幹線・山陽新幹線が30日(日)午後から運休する見通しになりました。
大会事務局としましては、全国各地また海外からお越しのすべての皆様が、マラソンの部では42.195㎞・制限時間5時間30分(14:00最終走者フィニッシュ予定)のレース完走後に、安全かつ確実にご自宅までお帰りいただくことを最重視したうえで、断腸の思いで開催中止を決断し、混乱を少しでも解消するため、29日(土)19:00に大会公式ホームページなどで発表させていただきました。
次に、今後の対応につきまして、下記の通りとさせていただきたく存じます。
(1)参加料
下記の大会規約にもある通り、大変恐縮ではございますが、参加料の返金はできません。大会開催に向けて、すべての運営準備(人員、物品、設営など)を完了しております。ご理解いただきたくお願い申し上げます。
【参加者義務・注意事項① 災害、事件・事故、疫病等により、大会を中止・縮小することがあります。なお、中止・縮小の際は、参加料は返金しません。】
(2)マラソンの部:フィニッシャータオル
10月末までを目途に第2回大会にお申込みされたすべての皆様に贈呈させていただきます。
フィニッシャータオルは、かねてより、完走者数を想定して制作しており、現状、申込者全員分の枚数がございません。急ぎ追加製作いたしますが、製作に約2か月かかることが見込まれます。
そこで、まず、松本市以外の地域にお住まいの皆様から優先的にお送りさせていただきます。大変申し訳ございませんが、松本市民の皆様におかれましては、タオルの追加製作ができ次第お送りさせていただきますので、年末までを目途にしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
(3)ファミリーランの部:完走メダル
10月末までを目途に第2回大会にお申込みされたすべての組に贈呈させていただきます。
お申込みのお子様の人数分のメダルをお送りいたします(2人組は1個、3人組は2個)。
(4)計測チップのご返却
計測チップは、計測業者からレンタルしております。お手数ではございますが、ご返送くださいますようお願いいたします。その際、8月下旬にナンバーカードとともにお送りしました封筒ではなく、10月末までを目途に新たにお送りします「料金受取人払郵便」封筒にて、ご返送をお願いいたします(皆様の郵便代のご負担はございません)。
(5)給食
コース上の給水所で提供する予定の給食のうち、「バナナ・りんご・ぶどう・梅干し・塩飴」を、松本市内の保育園・幼稚園(46件)、および社会福祉法人の福祉施設(8件)に寄付させていただきました。併せて報告いたします。
以上が、今大会の開催中止決定に至った経緯のご報告と、お申込みいただいた皆様へのお詫びとお知らせでございます。ご理解・ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。
実行委員会としましても、来年の第3回大会に向けて、皆様に応援していただける大会になれるよう精一杯の努力をしてまいります。
結びに、皆様のご健勝と、全国各地のマラソン大会でのご活躍を心よりお祈りいたします。
謹白
参加料の返金については、事前の取り決め通り返金不可とのことです。
これは仕方ないですね。
また、フィニッシャータオルは全員に配布とのこと。
今大会用に作ったものは、余らせても仕方ないので、皆さんに郵送するのでしょう。
計測チップについては、10月末までに返却をしてほしいとのことです。
今回の中止は残念でしたが、過ぎたことは仕方ないので、第3回に期待しましょう!
第2回松本マラソン中止について考える(参加料の返金など)
おはようございます。
今日9月30日(日)は、第2回松本マラソンの開催日でしたが、台風の接近により昨日19時に中止となりました。
天気予報では、開催時間帯は曇りの予想ではあったものの、夕方から荒天が予想され、各公共交通機関も早い時間から運休が予想されることから、中止の判断はやむを得ないのではないかと思います。
(天気予報は、前日の予報からトーンダウン。今となっては出来たのではと思ってしまいますが、これは仕方ないですね)
僕も、先週の北信州ハーフマラソンと今週の松本マラソン、どちらをエントリーしようか迷いましたが、今年の夏はフルマラソンに対応出来るような長い距離の練習が出来ていなかったので、松本マラソンのエントリーは見送りました。
松本マラソンにエントリーされていた皆さんは、酷暑だった今年の夏もしっかり練習を積まれていたのではないかと思うと、今回の中止は本当に悔しいのだろうと思います。
さて、今回の中止に伴う参加料の返金についてですが、大会の要項等には、災害等により中止となる場合には返金できない旨の記載があります。
今の時点で、要項等を見る限りでは、参加料の返金は難しそうです。
大会前日までに、運営において発生している費用は相当あるでしょうから、(払っていない立場から恐縮ですが)これは仕方ないのかなと思います。
大きな大会では他の大会でも同様ですね。
松本マラソンについては、昨年は第一回ということもあり、なんか怖いので見送り(基本的には第一回の大会には怖いので出ないようにしています)、今年は前述の理由で見送りましたが、来年は、この時期にフルマラソンを走れるようなトレーニングを夏場に積んでエントリーしようかと思います。
それにしても今年の秋は、台風や週末の雨が
とても多いですね。
数年に一度の強い勢力の台風を今年は2〜3個見た気がします…
遠方からのエントリーで、これから松本を出られる方も多いでしょうが、長野県内の鉄道等は、急峻な山沿いを通るため、早い段階で運休となる場合が多いです。
どうか皆さん無事に家路につかれますように。
松本マラソン中止について
明日9月30日(日)に開催予定だった松本マラソンは、台風の影響を鑑み中止となりました。
僕は今回エントリーしていなかったのですが、参加される予定の皆さんはさぞ残念でしょう。
大会を運営されている方々としても、多くの人がこの大会を目標に練習してきていることを知っているため、中止の決断は苦渋だったでしょう。
大会ホームページには次のように書かれています。
「当大会実行委員会は、台風24号の進行状況、交通機関の運行状況等を鑑み、9月30日(日)開催予定の第2回大会の中止を決定いたしました。エントリーいただいた皆様におかれましては、誠に申し訳ございませんが、大会実行委員会としましても熟慮を重ね、ランナーの皆様、ボランティアの皆様、地域住民の皆様の安全を第一と考え、断腸の思いで決断いたしました。
ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。」
今回の台風は直前まで進路予測が難しく、勢力が非常に強いため、判断の難しい台風でした。
遠方からすでに松本に来られている皆さんがほとんどかと思いますが、交通機関等の情報に注意して、無事に家路につけることを願っています。
ラン二ングのお供になる音楽(略して「ラン供ミュージック」)を紹介していきます
公園などでランニングをしていると、イヤホンをして走っているランナーの方をたまに見かけます。
レース中に音楽を聴きながら走るランナーも多いですよね。
アールビーズさんの調査によると、約4割のランナーがトレーニング中に音楽を聴くそうです。
ちなみにレース中に聴くランナーの割合も約4割ですが、トレーニング中に比べて「毎回聴く」の割合が高くなっています。
音楽を聴いてランニングをすることでパフォーマンスが15%程度向上するとか、ポジティブな意見もあります。
一方で、走るときは音楽を聴かない人も6割いるわけで、かくいう私も走るときは音楽を聴かない派です。
理由は3つ
1.危ない
夜間、車も通る道を走ることが多いので、音が聞こえないのは怖いです。
2.イヤホンやスマホが邪魔
音楽データはスマホに入っていて、未だに有線のイヤホンを使っているので、単純に邪魔です。
3.リズムが合わない
これが最大の理由です。
走っているときには、リズムがありますが、音楽は曲によってリズムがまちまちなので、走りにくい。
上記の3つの理由からランニング中に音楽を聴くことを避けてきました。
でもでも、最近公園でランニングをするようになり、この環境だったら音楽聴いて走っても危なくないかなーなんて思い始めました。
「危ない」は、走る時間帯や場所によっては大丈夫な要素かもしれません。
さらに、先日家電量販店をぶらぶらしていたら見つけてしまったのです。
メモリ内蔵型スポーツ用イヤホン
まだまだ種類は多くないようですが、ソニーさんなどから、イヤホン本体に音楽データを入れられるものが出ていました。
気になって調べたところ、ランニング中でも周りの音が聞こえるように、敢えて周りの音を取り込める機能付きとのこと。
しかも防水!
サンプルを付けてみましたが、しっかりフィットするし、周りの音も聞こえる!
と、思いましたが、値段がそこそこするため現在はまだ買えないでいます。
ただ、「イヤホンやスマホが邪魔」は、現代の技術により、解消されつつあることがわかりました。
そうとなると、音楽のリズムとランニングのリズムが合いさえすれば、音楽を聴いて走っても良いのでは?
それはそうと、そもそも音楽のリズムとはなんでしょう。
リズムはリズム。
そうですね。
あるいはテンポとも言います。
(リズムとテンポは厳密には違うようですが、素人なので許してください。)
ランニングにもピッチと呼ばれるテンポを示す指標があります。
spm(step per minute) 日本語にすると「1分間の歩数」です。
専門的な用語で「ケイデンス」と呼ばれたりもします。
例えば、僕のこの前のハーフマラソンのspmですが、最初の1kmは1分間に168歩のテンポ(リズム)で走っていますが、5km付近では175歩のテンポになっています。
ちなみに僕のspmはだいたい平均178spm(1分間に178歩のテンポ)です。
スタート直後は、足がまだ元気なので、少ない歩数を歩幅でカバーできちゃうんですが、疲れやすい走り方なので、出来れば序盤から自分のテンポで走りたいんです。
また、音楽もテンポを数値化できます。
bpm(beat per minute)日本語にすると、1分間のビート数です。
…「ビート」は英語ですね。
ビートを説明すると音楽の話になってしまうんですが、手拍子の数的なものです(適当)
つまり、ランニングのテンポspmと音楽のテンポbpmが合っていれば、むしろペースメーカー的な役割を果たしてくれるのではないか…
すると音楽を聴かない理由の3つめ「リズムが合わない」は、やり方次第では、「リズムを作ってくれる」になります。
音楽を聴いて走らない理由がなくなった今、私がすることは、ランニングのテンポに合う音楽を探すこと!
そうはいっても、曲の長さは1曲あたりだいたい5分。
12曲集めても、1時間走ったら1周しちゃいます。
というわけで、企画の説明がかなり長くなりましたが、ランのお供になるミュージック(略して「ラン供ミュージック」を1回に1曲ずつ何十回かに分けて紹介していきたいと思います。
だいたい180bpm(1分間に180拍)くらいのテンポの曲を中心に紹介します。
記念すべき第1回の曲はこちら!
フレデリック-リリリピート(BPM180)
フレデリック「リリリピート」Music Video / frederic“Rererepeat” - YouTube
歌詞の「繰り繰り返す 繰り繰り返す〜」とか、ランニングのモチベーションが上がるような曲です。
フレデリックはボーカルの声も個人的に好きで、他にもいい曲がたくさんあるのですが、ちょうどいいBPMの曲はリリリピートでした。
みなさんのランニングの参考になれば幸いです。
次回以降も紹介していきます。
GPSウォッチ(garmin )の距離の誤差について(北信州ハーフマラソンで生じた誤差について考える)
9月23日に開催された第6回北信州ハーフマラソン
レース当日の様子を前回書いたところですが、
第6回北信州ハーフマラソン 凡走の記(スタート後) - 初心者向けランニング マラソンのはてな
このレースで特に気になったのが、GPSウォッチ(garmin )の計測誤差でした。
最初に異変に気付いたのが1キロの表示を通過した時です。
実際の表示から50m(体感)くらい過ぎたところでガーミン のアラートが鳴りました。
スタートライン通過から計測しているため、最初の1kmでこんなに誤差が生まれることはあまりないのですが…
その後はあまり気にせず走っていましたが、距離が進み、残りの距離を意識するようになってから誤差がさらに大きくなっていることに気づきます。
15kmのキロ表示を通過した際に、ぼんやりする意識の中で考えたのは、"300m儲けてる"ということでした。
(僕のような意識の低いランナーは、実際の残り距離が思っていたのより少なかったとき、"儲けた!!"と感じます。)
GPSウォッチを見て「いま17.7キロまで来た…残り3.4km…」と思ったら、すぐに18キロの表示が現れて、300mくらいワープした(儲けた)気になります。
この現象が、15キロ通過以降1キロごとにおこり、メンタル的には非常に助けられました。
今度からわざと、スタートを送らせて計測しようかな… (笑)
結局ゴール時にはガーミン の計測は20.66km
450mも儲けてゴールしました。
さて、今回のガーミン 計測誤差
原因ははっきりしませんが、自分なりに2つの可能性について考察しました。
1.GPSの精度の問題説
これは実際のガーミン のログですが、実際に走っているであろう道に対して、GPSの捉えたコースはかなりインコースを示しています。
つまり、本当のコースに対してショートカットをしたようなコースの長さで計測しています。
(僕自身はちゃんとコースを走っていますよ!)
また、木々が生い茂り、GPSを捕捉する衛星との間に障害物がある状態になっていることも一因だろうと推測します。
これなんかは顕著ですね。
山道の時は、むしろショートカットする方が時間がかかってしまうと言い訳できたかもしれませんが、この写真のログだけみたら本当に僕がズルしているように見えちゃいますね。
(僕はちゃんとコースを走りましたよ!断じて!)
2.平面のマップを基に計測しているので、上りや下りの傾斜分が考慮されていない説
こちらの影響も意外と無視できなそうです。
GPSの計測を平面の地図の距離で計測しているとすると、坂道を走っているときは、地図上の距離よりも長い距離を走っているので、誤差が生まれるのでは?と考えました。
こう…坂道をバタンと平地に倒したら、地図上の距離より少し長くなるので、きつい傾斜の多い北信州ハーフマラソンでは誤差が出るのでは?と考えました。
一応考えたことを描いたのですが、わけわからない感じなので、絵心がないのでわかる人がわかればいいです。
伝わらなかった方、悪いのは私の絵心です。ごめんなさい…
しかしながら、この2個目の説は少し厳しそうで、まずは、GPSウォッチの計測が本当に平面の地図の進行距離で測っているのかはよくわかりません。
実際に、今までで一番坂道がきつかった富士吉田火祭りロードレースのときは、21.06kmとほぼ誤差なしでした。
また、前回の北信州ハーフマラソンの計測距離は
21.13km
…まあ、結論はなんだかよくわからないということで…
もし、なにか情報をお持ちでしたらコメントをお願いします。
第6回北信州ハーフマラソン 凡走の記(スタート後)
第6回北信州ハーフマラソン
天候にも恵まれ、清々しい北信濃の秋を走り抜けることができました。
今回のレースですが、スタート前からコンディションが悪かったため、タイムには拘らず完走を目指して走りました。
コンディション不良の言い訳は前回の記事をご覧ください。
さてここで格言を2つ
準備とは、言い訳を排除すること -イチロー-
さすがイチロー選手。
苦しいとき、辛いとき、上手くいかなかったとき、人間は手を抜いたりやめたりする言い訳を探してしまうものです。
その言い訳を徹底的に排除していくのが、準備なんですね
一流は環境を選ばない -昔聞いた誰かの格言-
これ、誰の言葉かも、正しい言い回しなのかもよくわからないのですが、例えば雨の中の試合でも、審判が寄ってる試合でも、炎天下や強風のレースであっても、一流は一流のパフォーマンスをする。
…という風に勝手に解釈しています。
この2つを組み合わせて
言い訳を排除する努力をしているからこそ、どんな環境(コンディション)であっても一流のパフォーマンスができる。
つまるところ「足が筋肉痛」「暑いの苦手」「靴下に穴が空いてる」(全てレース前の僕の発言です)という言い訳になり得るバットなコンディションでレースに臨むランナーは一流ではないということです。
僕が一流でないことは、相当前からわかっていたことなんですが、自戒の念を込めて自分に厳しく書いてみました。
というわけで、8時30分スタートです。
日影を求めて後方に整列していた僕は、号砲から1分後にスタートラインを通過しました。
スタート直後に名物の激坂。
500mで42m登るそうです。
前回は全くキツく感じなかったこの激坂ですが、今回は筋肉痛のふくらはぎやハムストリングスにズキズキ効いてきます。
かなり抑えめに入って、最初の1キロは7'10"で通過。
ここで、少し気になったのが、1キロ通過時点でGPSウォッチ(ガーミン )と実際のキロ表示が50m程度ズレていたこと。(1キロ通過してからしばらく経ってガーミン が鳴りました)
スタートライン通過時から計測しているので、キロ表示とは合ってくるはずなんだけど…とちょっぴり引っかかりながらも足の痛みですぐに忘れ、緩やかな坂を下ります。
4.5km過ぎまで野沢温泉村の田園風景の中を走り、その後山道へ入っていきます。
5kmの通過が約28分(5'35"/km)
この時点で昨年の自分の記録(1時間43分)更新は諦め、次のミッションに切り替えます。
この日の朝、妻から何時にゴールするのかと聞かれ、「10時10分から20分の間(1時間40〜50分)にはゴールいたします。」と答えた手前
なんとか1時間50分は切って、10時20分までにゴールしようというミッションに切り替えました。
妻との約束を守ることは、法律を守ることと同列です。
キロ5分ペースで1時間45分なので、1時間50分でゴールするためには追加の300秒を約20kmで割って…
5'15"/kmペース…
全然ビハインド…
この後、下り基調というポジティブな要素と、すでに脚がキツくて、靴下には穴が空いているというネガティブな要素が頭の中でぐるぐるループする中、6kmを通過し北竜湖に到着します。
湖のほとりを走る色とりどりのウエアのランナーと湖が見事にマッチし、とても綺麗な景色
何人かのランナーは足を止め、写真を撮っていました。
僕はランニング中スマホは持たないのですが、あまり重くなくて、邪魔にならない、写真を撮ることができるなにかがあれば、買ってみたいなと思います。
景色を楽しんだのも束の間、北竜湖前から約500mの上り坂です。
傾斜はスタート直後の坂ほどないのですが、体感的にはこちらの坂の方が長く走って来ている分キツく感じます。
この坂を越えると飯山市方面を見渡しながら10km地点まで約3キロの下り区間となります。
途中、小菅(こすげ)地区に入る山道で若干上りますが、今年からコース変更により上りの区間がかなり短くなったため、コースとしては昨年より非常に楽になり、インパクトのある激坂ではなくなりました。
この下り区間、去年は4'20"/kmペースで下り、終盤に失速する原因となったため、今年は足に負担がかからないよう、かなり抑えて走りました。
10km過ぎの給水所では、アイドル(パラレルドリーム)の皆さんが給水を手伝ってくれていましたが、この時点でそれを楽しむ余裕もなく、スライド区間で知り合いを見つける余裕もなく…
それでも地元の方が沿道から送ってくださる声援に後押しされてなんとか15km地点へ
15kmの通過がガーミン の計測で1時間19分(5'11"/km)
あと6kmと思ったところで、やはりガーミン との誤差に気づきます。
誤差が出る訳については、後日書いていこうと思いますが、ざっくり言うと、GPSの精度の問題であり、大会側の設置したキロ表示は正しくて、完走した人は21.095km走っていると思います。
ランネットの大会の感想欄にもGPSウォッチの方が短く出るとの投稿があったので、皆さん同様の傾向なのかと思います。
そんなこんなで、ラスト5kmはガーミンの表示を見て16km中盤だと思っていたら、17kmの表示が現れ、また17km中盤に18kmの表示が現れ…
1kmごとにラッキーを感じながら、稲刈り前の田園の中を走りました。
終盤の5kmくらいは、昨年まで堤防の上を走っていましたが、今年からは堤防のすぐ下の道を走るコースに変更されていました。
見える景色はほとんど変わらないのですが、去年までかかっていた赤くて目立つ旧中央橋がなくなったことにより、「目的地は見えているのに一向にたどり着けない現象」がなくなり、気持ちは少し楽でした。
赤くて目立つ旧中央橋は飯山のランドマークの一つだったので、それはそれで寂しいのですが…
そんなことを考えながら、新しくなった中央橋を渡ると20kmの表示。
あとは本当に下りだけなので、ここまでの凡走を取り戻そうと最後に足掻き、飯山市街地の皆さんの応援にも後押しされ、最後の1kmは一番いいラップで上げて走ることができました。
結局タイムは1時間47分台(ラップ)で、昨年より4分も遅くなったものの、体感としては「よく4分でおさまったな…」というレースでした。
ちなみに、ガーミン の計測距離は20.66km(誤差約450m)でした。
450mって、キロ5分ペースで2分15秒掛かる距離ですから、相当大きいですよね。
心理的には500m得した気分です。
今度のレースの時もスタートしてから500mくらいしてから計測しようかな…(笑)
さて、ゴール後は、りんごやシャインマスカットを頂き、さらに去年までは終盤のエイドで配っていたガリガリくんも今年はゴール後に頂けるようになっていました。
自分は、普段エイドで水分以外取らない(取れない)ので、ゴール後に頂けるのは本当に嬉しいです。
ちなみに、ゴールで待っていると言っていた妻は僕がゴールしてから15分後にやっと会場に到着しました…
まあ…応援に来てくれるだけありがたいか…
というわけで、バッドコンディションながら、大会の素晴らしい雰囲気と、沿道の皆さんの声援に後押ししてもらいなんとか走りきった第6回北信州ハーフマラソン凡走の記でした。
来年こそは、自身のニューレコードを叩き出したいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
第6回 北信州ハーフマラソンの振り返り (レース前編)
第6回北信州ハーフマラソンに出場しました。
第5回に続き、2年目の出場となる今年の大会
この1年の成長を確かめるべくレースに臨もうと思ったわけですが…
(この先少しの間、言い訳が続きます。ご容赦ください)
前日に本業(?)の野球の大会があり、しかもあれよあれよと勝ち進んで決勝まで進出してしまい、計3試合フル出場で全力で戦い…
また、前日の夜は妻の実家の地区のお祭りで、姪っ子甥っ子と全力で遊び…
短距離のスプリントと甥っ子姪っ子を抱えてのスクワットで身体を虐め抜き(抜かれ)ました。
レース当日の朝は、ハムストリングスとふくらはぎの筋肉痛で、布団から起き上がるのも一苦労なコンディション
でもいいのです。
もともとは年齢とともに落ちていく野球のパフォーマンスを維持(あわよくば向上)するために始めたランニング。
マラソン大会のために野球を疎かにしては本末転倒ではないですか。
そして、かわいい甥っ子姪っ子に気に入ってもらえて、筋肉にも恩恵があるのであれば、こんな素晴らしいことはない。
トレーニングだと思い、秋の素晴らしい北信州を駆けぬけよう!!
…こんな風にポジティブに捉えることが出来たのは、レースが終わってからであって、レース前の自分といえば…
足痛い…
腹筋痛い…
階段つらい…
今日DNSしよっかな…
野沢温泉いって、温泉だけ入って帰ってくるわ…
空いてる方の足に僕の計測チップも付けて走ってくださいよー
…などなどネガティブ発言のオンパレード
それでも、スタート会場の野沢温泉村役場につくと、お祭りの雰囲気に身体の奥に眠っていた古からの日本人の魂(ソウル)が呼び起こされ、モチベーションがぐんぐん上がってきました。
(言い訳タイムはここで終了です。
お付き合い頂きありがとうございました。)
それでは、レース当日の振り返りですが、今回は妻の実家に泊まったこともあり、JR飯山線で飯山駅まで向かい、その後斑尾口から出るシャトルバスでスタート地点まで向かいました。
6時50分頃発のシャトルバスの列には、僕が到着した時点で100人くらい並んでいましたが、続々と迎えにくるバスに乗り、5分くらい待ったところで乗ることができました。
バスに乗る時点での飯山は、気温が低く、またかなり濃い霧のため、かなりひんやりとしていましたが、バスに乗り野沢温泉村に入る頃(7時過ぎ)には、日差しが出始め、バスの窓越しに照りつける日差しがかなり暑くなり始めました。
この日の長野県北部の最高気温は27度、飯山市周辺のレース時(9時)の予想気温は22度でしたが、照りつける日差しでそれ以上に暑く感じました。
スタート地点には、7時15分頃到着し、体育館でゼッケンや計測チップを付けてスタート会場へ。
トイレは、屋外に仮設のものがあるほか、体育館の中にも少しですがあり、待ち時間もそれほど長くないため、ストレスなく利用できます。
また、荷物預かりもゼッケン順に分かれて預けられるため、どの時間帯に預けても待ち時間はありません。
こういうスタート前にありがちなストレスを感じさせない運営と大会規模も、北信州ハーフマラソンが人気である理由のひとつだと感じます。
北信州ハーフマラソンは、野沢温泉村役場をスタートし、飯山市役所付近に向かうワンウェイコースなので、荷物は全て預けます。
荷物預かりは、スタート20分前までに行う必要がありますが、スタート直前まで水分補給をしたい人のために、今回はウォーターサーバーが用意されていました。
すごいですね。
スタート15分前にスタート位置につきますが、この頃には気温も上がってきて、日の当たる場所では少し汗が出るような気温でした。
スタート前の整列は、目標タイムによってブロックごと(2時間10分以上、2時間10分以内、1時間50分以内など)に分かれます。
このうち、2時間10分以内(1時間50分から2時間10分)のブロックの一部が日影になっていたため、このブロックに並びました。
伝統の和太鼓の演奏などを聞き、8時30分いよいよスタートです。
余談ですが、走ってるときに聞く和太鼓の音って個人的には大好きです。
青梅マラソンや今回の北信州ハーフマラソンでも、レース前や沿道で和太鼓のパフォーマンスかありますが、なんとなくパワーが出てくる感じがします。
和太鼓演奏チームのみなさんありがとうございました。
レースの振り返りは次回していきます。